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論文

水槽実験によるGe検出器の水中におけるピーク検出効率

柳瀬 信之; 関根 敬一

日本原子力学会誌, 37(8), p.704 - 709, 1995/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

水中の$$gamma$$線放出核種を現場で直接測定する検出器としてGe検出器の適用を検討した。大型水槽にGe検出器あるいはNaI(Tl)検出器を吊り下げ、空気、水道水、海水並びに$$^{137}$$Cs及び$$^{60}$$Coを含んだ海水をそれぞれ満たしたときの$$gamma$$線スペクトルを測定した。その結果、NaI(Tl)検出器では検出できなかった濃度の$$^{137}$$Cs及び$$^{60}$$Coが、Ge検出器では検出できた。Ge検出器の海水中でのピーク検出効率は、662keV($$^{137}$$Cs)、1332keV($$^{60}$$Co)及び1462keV($$^{40}$$K)$$gamma$$線について、それぞれ29、22及び19cps/(photon/s・ml)であり、検出限界濃度は、0.29、0.24及び1.6mBq/mlであった。これらの値が放射性廃液の排水濃度限度以下であることから、Ge検出器が平常時の野外での水中放射能のモニタリングに、また、チェルノブイル原発事故のような場合にも十分使用可能であることが分かった。

論文

海洋放射能モニタリングシステムの開発; 水槽実験

柳瀬 信之; 上野 隆; 関根 敬一; 小林 義威

第34回環境放射能調査研究成果論文抄録集; 平成3年度, p.96 - 97, 1992/12

Ge検出器を用いる海洋における放射能モニタリングシステムの開発を目的として、水槽実験を行った。Ge検出器及びNaI検出器の海水中での$$gamma$$線スペクトルの比較、及びGe検出器の海水中での検出感度並びに検出限界放射能濃度を検討した。これらの値をこれまでに報告されている海水中$$^{137}$$Cs及び$$^{60}$$Coの放射能濃度と比較し、本Ge検出器の海水中での性能を評価した。その結果、NaI検出器の分解能では検出できなかった濃度(約0.3mBq/ml)の$$^{137}$$Cs及び$$^{60}$$Coが、Ge検出器では検出可能であった。水槽の大きさを検討した結果、Ge検出器について得られた海水中$$^{40}$$K,$$^{137}$$Cs,$$^{60}$$Coの検出感度19,19,17cps/(photon/s・ml)は、実際の海洋での測定に十分適用可能と思われる。

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